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水虫は何故再発する?予防方法とは?

水虫は皮膚の疾患の中でも最も感染している人が多い、国民病といってもよい病気です。
日本人はおよそ5人に1人の割合で水虫に感染していると言われています。

水虫が厄介な病気といわれている最大の理由は再発率がとても高い点です。
水虫に一度感染した人の再発率はおよそ50パーセントといわれています。
治療を受けてもおよそ半分の人が再び水虫に悩まされているというわけです。

水虫を再発させる原因として、よく足の裏を清潔にしないからだと言われますが、原因はそれだけではありません。
再発する原因はもっと別の所にあります。

水虫になると足の裏の皮がボロボロになります。
するとボロボロになった足の皮が部屋を歩いているときに剥がれ落ちます。
すると床や部屋のスリッパなどに剥がれた皮膚が付着します。
剥がれ落ちた皮膚にはもちろん水虫の源である菌も付着しています、いくら足の裏を清潔にしていてもこれらはがれた皮膚が足の裏に付着すればそこから菌が侵入し、水虫を再発することになります。

もう一つ、再発の原因となるのが高温多湿な環境です。
特に足の中は高温多湿な環境になりやすい場所です。
いくら足を清潔にしていたとしても、高温多湿な環境があるだけで水虫の菌は簡単に繁殖します。
特に冬場に履くブーツは水虫には絶好な環境です。
ブーツの中に菌が繁殖しているとブーツを履くだけですぐに再発します。

水虫の再発を完全に防ぐためには足の裏を清潔に洗うだけでは足りません。
上記のような再発となる悪循環を予防する必要があります。
もちろんよ再発を予防するためには毎日清潔にすることがとても重要です。
しかし清潔にするのは足の裏だけではありません。
手にも水虫の菌が付着する可能性があるので手洗いもしっかりおこないましょう。

水虫の菌が特に繁殖しやすい場所としてキッチンマットなど敷物類があります。
手足だけではなく、水虫を発症している人が居る場合は敷物類も毎日清潔にしておくことが重要です。

水虫の治療を中途半端に終わらせるのはNG

水虫を完全に治療するためには市販されている薬などを使用することが必要不可欠です。
しかし再発する人が多い原因としてとても多いのが水虫の治療に関する患者さんの対応です。

最近では市販の薬もとても効果が高いものが販売されています。
薬を塗れば水虫特有の痒みがたいていはおさまります。
しかし、ここでかゆみが収まったからといって治療が出来たと勘違いする人が居ます。
この中途半端な治療が再発させる大きな要因の一つとなっています。
実は水虫は痒みがおさまっただけでは完全には死滅していません。

水虫の治療薬を塗ると足の表面の菌は死滅します。
しかし水虫全てが死滅するわけではなく、脚の皮膚の奥底である角質層にも侵入します。
角質層に侵入した菌は薬だけでは退治できません。
角質層に潜んでいる菌を死滅させるためには肌のターンオーバーによって古い皮膚が剥がれ落ちるのを待つしかありません。

肌のターンオーバーにはおよそ1か月必要だと言われています。
しかしながら自分自身でターンオーバーが完全にできたか判断するのは難しいです。

中途半端な治療によって再発させたくない最善の方法はやはりきちんと皮膚科に行って主治医の適切な治療を受けるのが一番です。
菌が皮膚に生息しているかどうかを調べるためには顕微鏡が必要ですし、素人には菌を見分けることができません。
専門の知識を持った医者にしっかりと検査をしてもらう必要があります。

また、患者の40パーセントが爪にも菌が繁殖しているとされています。
爪の菌はかゆみや痛みといった自覚症状がほとんどないので菌に感染している事すら全く気付かないことが多いです。

もし爪にも菌が感染している場合は爪も検査してもらう必要があります。
完治させるためにも、市販の薬だけに頼らず皮膚科の医師にしっかりと診察してもらいましょう。

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